退院後の栄養プラン
(生後7ヶ月・離乳食中期への移行)

担当医作成 ― お子さん専用プラン

1. このプランについて

2. 1週目のプラン(退院〜7日目)

回数と量の目標

項目現在1週目の目標
離乳食の回数 1日1回 1日2回(朝・昼)
1回の量 スプーン2杯程度 スプーン5〜8杯
形態(つぶし方) ペースト ペースト〜なめらかなつぶし状
(粒が残ると嫌がるので今週はしっかり潰してOK)
母乳・ミルク 600mL前後 これまで通り。離乳食が増えても無理に減らさない

1週目のメニュー例

メニュー作り方ポイント
さつまいも粥 10倍粥にさつまいもペーストを混ぜる 芋が好きなので、最初の一口に最適。甘みで食が進む
かぼちゃと白身魚 かぼちゃペースト+しらすをすりつぶして混ぜる たんぱく源の導入。しらすは塩抜きしてから
にんじんバナナ にんじんをやわらかく煮てバナナと合わせる 甘みのある組み合わせ。にんじんの色や食感に慣れる
青菜の取り入れ方 ほうれん草やこまつなは、単体で出すと嫌がります。芋やかぼちゃに少量混ぜて色が目立たないようにする方法がおすすめです。好きな食材に混ぜれば、気づかず食べてくれることが多いです。

食べさせ方

3. 2週目のプラン(8〜14日目)

回数と量の目標

項目2週目の目標
離乳食の回数 1日2回を継続
1回の量 スプーン8〜12杯に少しずつ増やす
形態(つぶし方) ペーストから「つぶし」に移行。舌でつぶせるくらいのやわらかさが目安

卵黄の開始手順

日程量やり方確認すること
Day 1 耳かき1杯分 固ゆで卵の黄身をお粥に混ぜる 発疹・嘔吐・下痢がないか観察
Day 2〜3 同量 同じ量で3日間続ける 症状が出なければ継続OK
Day 4〜 少しずつ増量 スプーン1杯まで段階的に 午前中に試す(症状が出た場合に受診しやすい)
卵黄を食べた後に発疹や嘔吐が出たら、すぐに受診してください。 次の外来まで卵黄は中止してください。

2週目のメニュー例

メニュー作り方ポイント
さつまいも粥(粒あり) 1週目より少し粗くつぶす 形態のステップアップ。嫌がったら戻してOK
豆腐とかぼちゃ 絹ごし豆腐をつぶしてかぼちゃと合わせる 豆腐は新しいたんぱく源。なめらかで食べやすい
しらす入りにんじん粥 にんじんをすりおろして粥に混ぜ、しらすを加える 鉄分補給も兼ねて。しらすは塩抜きしてから

4. 体重の目安と受診のタイミング

体重の目安

こんなときはすぐ連絡してください

5. よくあるQ&A

Q1. スプーン5杯も食べてくれません。どうしたらいいですか?

無理に食べさせなくて大丈夫です。まずは2〜3杯から始めて、楽しい雰囲気で食べられたらそれでOK。食べなかった分は母乳やミルクで補えます。1週間の単位で「少しずつ増えているか」を見てください。

Q2. 青菜をどうしても食べてくれません。

この月齢で青菜を嫌がるのはよくあることです。無理に食べさせるより、好きな芋やかぼちゃに少量混ぜる方法を試してください。それでも嫌がる場合は、にんじんやかぼちゃなど他の緑黄色野菜で代用できます。

Q3. 母乳やミルクは減らしたほうがいいですか?

今の段階では減らす必要はありません。離乳食が増えてくると、自然に飲む量が減ることが多いです。まずは離乳食の量と回数を増やすことに集中して、母乳・ミルクはお子さんが欲しがるだけ与えてください。

Q4. 卵黄で症状が出たらアレルギーですか?

発疹や嘔吐が出た場合、アレルギーの可能性があります。自己判断で再開せず、次の外来で相談してください。担当医と一緒に、次のステップ(血液検査や負荷試験など)を決めます。

Q5. 市販のベビーフードを使ってもいいですか?

もちろん使って構いません。手作りとベビーフードに栄養面での大きな差はありません。疲れている日や外出時はベビーフードに頼って、そのぶん食事の回数や量を確保するほうが大事です。

ここまでよく頑張りましたね。
離乳食は「正解」がひとつではないので、お子さんのペースに合わせて大丈夫です。
困ったことがあれば、次の外来でいつでも相談してください。